Ⓥロカボダイエットって？

by Healthy Lifestyle · February 11, 2019

「好きなだけ食べても太らない！」と言われれると、今にでも試してみたくなりますよね。

最近の流行は「ロカボダイエット」なのでしょうか。

商品のパッケージにまで「ロカボ」と書かれているのを見ることもあります。

ちょっと調べると、糖質制限ダイエットに近いですね。お米や麺類などの炭水化物には糖質が多く含まれるため、こちらも制限対象となっているようです。

一方、お肉や脂質は血糖値を上げないのでいくら取っても構わない、むしろ積極的に取りましょうというような記載も目にします。

現代人は基本的に糖分を取りすぎているので、ロカボダイエットで甘い菓子パンをやめ、甘い清涼飲料水をやめることはもちろんヘルシーといえるでしょう。

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それに加えてごはんや麺類、食パンも抜けば、短期的には体重も減り血糖値も下がるでしょう。

しかし、長期的に見ると非常に危険で、脂肪とコレステロールの摂取量を同量にした時、１２週間後の低炭水化物×高たんぱく質の食事をとっていたグループの血管には、もう一方の標準的なウエスタンスタイルの食生活のグループと比べて、プラークが２００%多く存在していたという研究結果があります。

この他にも、低炭水化物×高たんぱく質の食事は心臓病や循環器系の病気にかかるリスクを上げるという研究結果がいくつもあるそうです。（血管を修復する能力の低下を招く。）

また、たんぱく質の大量摂取は腎臓にも負担となります。（過去の記事「Ⓥたんぱく質の摂取量」もご参照ください）

ケイブマン（原始人）ダイエットも、「昔ながらの食生活で人間の体に合っている」等といわれると信じてしまいそうですが、原始人が８０歳まで生きたとも思えませんし、現代のようにいつでも好きなだけの食べ物が手に入ったとも思えません。車通勤もデスクワークもしていなかったでしょう。

決して甘い菓子パンを食べましょう、と言っているわけではなく、ごはんや麺、パンなどの主食（食物繊維を多く含む玄米や全粒粉のものであれば尚良し）はしっかり食べた方が良さそうです。